浸透圧の語呂

浸透圧の語呂合わせ 第66回AM

私たち新党は、大雨時に水に浸かってしまう

高架下問題を解決します!

これにより通行禁止を解消し、

交通の混乱を未然に防ぐ活動を担います!!

 

浸透圧

  • 細胞膜(半透膜)を介して濃度の異なる溶液が接したときの溶液の拡散を浸透
  • 濃度差を軽減しようと溶媒が、低い方から高い方へ移動する圧力(浸透圧)
  • 浸透圧が高い=濃度が高い
  • 血液の水分量電解質(特にNa,Cl)の変動の状態を知ることができる
  • 血漿の浸透圧を規定するのはNaグルコース尿素窒素
  • 年齢差はない
  • 調節:視床下部下垂体後葉 バソプレシン(抗利尿ホルモン)
  • 調節:視床下部飲水中枢

 

氷点降下法

  • 同義:凝固点降下法
  • 単位:mOsm/kgH2O Osm(オスモル)
  • 純水の凝固点(氷点)は0℃だが、溶質の溶解で凝固点が降下
  • 凝固点降下はモル濃度に比例する
  • 試料の凝固点降下度を測定し、モル濃度を求め浸透圧とする

基準範囲

  • 血漿浸透圧:275~290 mOsm/kgH2O
  • 血清浸透圧:270~295 mOsm/kgH2O
  • 尿浸透圧:50~1300 mOsm/kgH2O(飲水・溶質摂取量で大きく変動)

 *単位の表記に「 mOsm/L 」と記載される場合があるが

  臨床上、mOsm/kgH2Oと同等である。

高値

  • 糖尿病
  • 尿崩症
  • 高Na血症
  • 乳酸アシドーシス
  • アルコール中毒
  • 薬剤マンニトール負荷
  • 造影剤
  • 発汗
  • 発熱

低値

  • ADH不適切分泌症候群(SIADH)
  • 心不全
  • 肝硬変
  • 副腎皮質機能低下
  • 下痢
  • 利尿薬
  • 過剰飲水

予測式

  • 張度(浸透圧の近似値)≒2×Na 簡易的な予測

Na[mmol/L]、BUN[mg/dL]、GLU[mg/dL]

  • 上記の予測値と実測値(氷点降下法)の差を浸透圧ギャップ
  • 10~20以上の差はギャップが生じている
  • 要因:偽性低Na血症(重度の高脂血症など)
  • 要因:Na,BUN,GLU以外の物質の蓄積(マンニトール、エタノール、アセトン)

国家試験 66回AM1

では実際に国試を解いてみましょう!

 

臨床検査室において尿浸透圧の測定に用いられるのはどれか.

  1. 屈折計法
  2. 氷点降下法
  3. ガラス電極法
  4. 陽イオン抽出法
  5. メタクロマジー法

 

 

解答

  1. 屈折計法 ×:尿比重
  2. 氷点降下法 
  3. ガラス電極法 ×:pH測定
  4. 陽イオン抽出法 ×:尿比重
  5. メタクロマジー法 ×:尿比重

答え.2

 

  

 

ゴロみて、ねまれ

浸透圧の問題って計算問題が主で、方法は盲点ですよね汗

自分は働いてから仕組みを知りました!

もし、浸透圧の測定器が壊れたとしても予測式で代行できるので、

頭の片隅に覚えておきましょう!!

 

今回は浸透圧の語呂合わせでした。

せばな~($・・)/~~~

 

 

 

出典:第66回臨床検査技師国家試験問題および正答について(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp200414-07a_01.pdf

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