今日泊まるハズだった観光ホテルの
テレホンナンバー(電話番号)がわからない!
これは勘でしらみつぶしに
電話掛けまくるしかありませんね(汗)
てか、ググれよ( `ー´)ノ
患者集団データを用いた手法
1.ナンバープラス法
- ホフマンにより発表
- 多数の患者データの分布図を作成
- 最頻度値を超えるデータの割合を求める
- 長期の患者全体のシフト現象や異常高値の割合を評価可能
- 実用性がないため、現在は使われない
2.正常者平均法
- 「正常者平均」から患者試料を使うと推測できる
- ホフマンとワイドにより発表
- 測定法のかたよりを管理する方法
- 毎日の患者データから基準範囲内のもの(正常値)を選ぶ
- 選ばれた正常値の平均をプロットし管理する
- 正確さの長期管理、検査室間の測定法、測定値比較に有効な場合がある
- 検体採取、保存、前処理上の問題など検体固有の変動要因管理
3.潜在基準値平均法
- 正常者平均法の改良
- 患者構成の変化に影響されない
- できるだけ正常に近いデータに限定して求める
- 多数の検査項目が同時に測定されている場合に適応可能
4.反復測定法(クロスチェック法)
- 検査終了検体を保存、再度測定し前回値との差で管理
- 短期間の安定性を確保
- 複数の施設で測り施設間差を求める(外部精度管理)
- 管理試料の安定性チェック
- 分析機器の精度チェック
- 同一ロットの管理試料がない場合(保管管理不良)
- 市販管理試料がない場合
- 長期検体の保管が困難な場合
5.|R/Xbar|管理法
- 血球計数計測の管理
- 前日の患者試料10検体を冷蔵保存
- 翌日の反復測定値との差(r)と平均(xbar)
- r/xbarを全検体について平均した|R/Xbar|を指標とする
個別データ管理手法
1.項目間チェック法
- 検査値相互の矛盾を検出(検査過誤)
- 測定異常や病態異常の推定
- 関連して変動する項目を利用
- 項目間で測定値の比や差をとる
- 設定した限界値と比較
例:AST/ALT、UN/クレアチニン、Ca/IP、Na/Cl
2.デルタチェック法(前回値チェック)
- 分析過誤の検出・防止
- 病態急変の推定
- 固体内変動の小さい項目を使用
- 同一患者の今回値と前回値を利用
- 今回値と前回値の差を求める
- 設定した限界値と比較
複数の項目を使用:多変量デルタチェック法、累積デルタチェック法、出現実績ゾーン法
3.極端値チェック法(low-highチェック)
- 「極端値」から患者試料を使うと推測できる
- 極端な異常値(パニック値)を拾い上げる
- 検量線の範囲を設定し、外れた高値・低値検体を検出
- チェックする項目が多いとデータの検索が不十分となり、検出効果がなくなる
他に、上下限チェック、高値/低値チェック、限界値チェック
国家試験 66回AM10
では実際に国試を解いてみましょう!
内部精度管理法で患者データを用いるのはどれか.2つ選べ.
- 累積和法
- Xbar-R管理図法
- 項目間チェック法
- デルタチェック法
- マルチルール管理図法
解答
- 累積和法 ×:精度管理試料
- Xbar-R管理図法 ×:精度管理試料
- 項目間チェック法 ○
- デルタチェック法 ○
- マルチルール管理図法 ×:精度管理試料
答え.3,4
ゴロみて、ねまれ
患者試料を用いた精度管理法は
大体が名前から患者試料を使うかどうか推測できます!
逆に言えば、出題者は推測が付きづらい名前のものを
選んでくるんですね~
それが今回の語呂合わせとなっています!!
今回は患者試料を用いた精度管理の語呂合わせでした。
まだ今度な~( ´Д`)ノ~バイバイ
出典:第66回臨床検査技師国家試験問題および正答について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp200414-07a_01.pdf
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