世界をまたにかける、国家警察とプロゴルファー。
両者の共通点はかぼすの果汁をロースステーキにかけること!
適度な脂身があり、肉の旨味が噛むほど出てくるロース、
そこにフレッシュな香りと酸味のあるかぼすをかけることで、
しつこくなく食べることが出来るんですね~
さすが世界で活躍する職業は違いますね(笑)
骨形成マーカー
1.プロコラーゲン・ペプチド
- Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド(PINP)
- Ⅰ型プロコラーゲン-C-プロペプチド(PICP)
- 骨芽細胞で合成されるプロコラーゲンがコラーゲンとなる際に生じる
- コラーゲン合成速度を反映
- PINPは骨粗鬆症の治療効果に有用(反応が早く、変動率が大きい)
2.骨型アルカリホスファターゼ(BAP)
- 骨型ALP(ALP3):アイソザイム
- 骨芽細胞が産生するリン酸エステルの加水分解酵素
- リン酸を生じる
- 高値:骨折の修復、癌の骨転移、副甲状腺機能亢進症、くる病
- 成長期の小児で高値
3.オステオカルシン(OC)
- 骨芽細胞で合成
- 分子にγ-カルボキシグルタミン酸残基(Gla)を含む
- GlaはCaに高い親和性(骨と歯牙に高い特異性)
- ヒドロキシアパタイトと強く結合
骨吸収マーカー
- デオキシピリジノリン(DPD):コラーゲン分解物、尿が測定対象
- 尿中Ⅰ型コラーゲン架橋N–テロペプチド(NTx):コラーゲン分解物
- 血中Ⅰ型コラーゲン架橋C–テロペプチド(CTx):コラーゲン分解物
- Ⅰ型コラーゲン-C–テロペプチド(ⅠCTP):コラーゲン分解物
- 酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ-5b(TRAcP-5b)活性:破骨細胞
- ヒドロキシプロリン:特異性は低い
骨マトリックス関連マーカー
- 低カルボキシル化オステオカルシン(ucOC):ビタミンK不足
- ペントシジン:骨コラーゲン架橋する糖化産物、骨質の評価
- ホモシステイン:システイン(アミノ酸)の代謝産物、骨質の評価
国家試験 67回PM42
では実際に国試を解いてみましょう!
尿を検体として測定するのはどれか.
- オステオカルシン
- デオキシピリジノリン
- 骨型アルカリホスファターゼ
- 酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ-5b型
- Ⅰ型プロコラーゲンN末端プロペプチド
解答
- オステオカルシン ×:血清 *一部尿中に出るが微量
- デオキシピリジノリン ○:尿が対象
- 骨型アルカリホスファターゼ ×:血清
- 酒石酸抵抗性酸ホスファターゼ-5b型 ×:血清
- Ⅰ型プロコラーゲンN末端プロペプチド ×:血清
答え.2
ゴロみて、ねまれ
今回取り上げた国家試験の問題はちょっと難しいと思います。
尿検体か血清なのかまで把握するのは、実際現場で働いてみないと身についていかない知識だと、個人的には思います。
骨形成と骨吸収区別できるだけで御の字◎
骨形成マーカーのⅠ型プロコラーゲン-C-プロペプチドと、骨吸収マーカーの尿中Ⅰ型コラーゲン架橋C-テロペプチド、名前似ていて区別しづらいんですよね~汗
語呂合わせで覚えちゃいましょう!
骨代謝マーカーはひと昔前は国家試験にそれほど出てなかったような気がしますが、ここ最近常連ですよね!
うちの病院では整形外科がよくオーダーしますね。
今回は骨形成マーカーの語呂合わせでした。
せばまだ今度な―(@^^)/~~~
出典:第67回臨床検査技師国家試験問題および正答について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp210416-07a_01.pdf
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