
我が校のポイントゲッターの凄いところは、
スポーツだけじゃないんです!
勉強も真面目に取り組んでいます!お利口ですね~
まさに文武両道!!スポーツしている方が勉強ができる、なんて
調査結果もありますしね~
自慢のエースです!
抗酸化ビタミン
1.ビタミンA(レチノール)
- 脂溶性ビタミン
- β-カロテン(緑黄色野菜)として吸収
- レチノール結合蛋白(RBP)と結合
- 作用:視覚、成長促進、細胞分化
- 欠乏症:夜盲症、結膜乾燥症
- 過剰症:胎児催奇形、食欲不振、嘔吐、めまい
2.ビタミンC(アスコルビン酸)
- 水溶性ビタミン
- 還元作用(還元剤)
- コラーゲン形成
- 骨形成
- ノルアドレナリン合成
- カルニチン合成(脂肪代謝)
- 鉄の吸収・貯蔵
- 作用:がん・動脈硬化予防、老化防止
- 欠乏症:壊血症、小児壊血症(Moller-Barllow病)、出血傾向
2.ビタミンE(α-トコフェロール)
- 脂溶性ビタミン
- 脂質と共に腸管より吸収
- 細胞膜や生体膜、リポ蛋白の多価不飽和脂肪酸の酸化防止
- 赤血球・血小板を活性酵素から保護
- 欠乏症:溶血性貧血、無βリポ蛋白血症
- 過剰症:高脂血症
国家試験 67回PM37改
では実際に国試を解いてみましょう!
ビタミンについて正しいのはどれか.3つ選べ.
- ビタミンAは抗酸化作用がある.
- ビタミンDは骨代謝に関与する.
- ビタミンCは視覚の正常化に関与する.
- ビタミンEはコラーゲンの形成に関与する.
- ビタミンB6はアミノトランスフェラーゼの補酵素となる.
解答
- ビタミンAは抗酸化作用がある. ○
- ビタミンDは骨代謝に関与する. ○
- ビタミンCは視覚の正常化に関与する. ×:ビタミンA
- ビタミンEはコラーゲンの形成に関与する. ×:ビタミンC
- ビタミンB6はアミノトランスフェラーゼの補酵素となる. ○:AST、ALT
答え.1,2,5
ゴロみて、ねまれ
抗酸化ビタミンと脂溶性ビタミン、
しっかり区別して覚えましょう!
また、ビタミンB6(ピリドキサルリン酸)は
AST、ALTの活性化に必要な補酵素なのも覚えておきましょう!!
今回は抗酸化ビタミンの語呂合わせでした。
せばまずな~(‘◇’)ゞ
出典:第67回臨床検査技師国家試験問題および正答について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp210416-07a_01.pdf
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