新種の類人猿がなかなか発見されないのは、
頭が良くて、青年期には人類の目から
完璧に隠れることが出来るんでしょう!
そうに違いない。
eGFR(推算糸球体濾過量)
- 腎機能のスクリーニング検査
- 計算式により簡便に算出可能
- 採血のみで糸球体濾過量を推定
- 慢性腎疾患(CKD)のステージ分類に使用
- 緊急時の造影剤投与に有用
- あくまで推算値
- 薬剤投与量調整には正確なGFRが必要
背景:慢性腎疾患の分類に糸球体濾過量(GFR)が必要となり提案された。GFRの検査であるクレアチニンクリアランス(Ccr)やイヌリンクリアランス(Cin)は24時間畜尿や採血が必要なため複雑で時間を要する。
GFR推算式
- 日本人のeGFR(mL/分/1.73m2)
- 性別、年齢、血清クレアチニン値で求めることが可能
- 18歳以上に適応
- 基本、酵素法で測定された血清クレアチニン値を使用
国家試験 66回AM15
では実際に国試を解いてみましょう!
推算糸球体濾過量〈eGFR〉の推算に必要な項目はどれか.2つ選べ.
- 身長
- 性別
- 体重
- 年齢
- 腹囲
ゴロみて、ねまれ
自分の職場では救急の患者さんでレントゲン検査をしたい場合、
造影剤投与可能な患者(腎障害がない)なのか調べるために
血液ガスで測定される全血クレアチニン値を使用して
eGFRを推算しています。血ガスなので酵素法より断然TATが早い!
でもクレアチニンの電極高いんですよね~( ;∀;)
もちろん、血清クレアチニン値との相関は調べたうえで使ってます。
今回はeGFR(推定糸球体濾過量)の語呂合わせでした。
病理や外注の”EGFR”と呼び方同じなので、業務上注意ですよ~
会話の時はeGFR濾過量、EGFR遺伝子と伝わるように呼びましょう!
まだな~($・・)/~~~
出典:第66回臨床検査技師国家試験問題および正答について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp200414-07a_01.pdf
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