ミカエリス・メンテン式の要点

ミカエリス・メンテン式 第67回PM

出ました~(苦笑) ミカエリス・メンテン式!

いろいろな教本では式が何本も出てきて、変換されていき

最後にミカエリス・メンテン式を導き出すという...

読む気失せません?途中で理解できなくなっちゃいません?

自分はこのタイプの問題捨ててましたヾ(*´∀`*)ノ

だってわかんねーんだもん(泣)

しかし、上記のプロット画像とミカエリス・メンテン式さえ覚えれば

だいぶ解けるようになりますよ~(ミカエリス・メンテン式の語呂は別で紹介)

言葉で丸暗記もありですけど、イメージ画像で負担減らしちゃいましょう!

 

ミカエリス定数〈Km〉の要点

  • 最大反応速度の1/2の速度を示すときの基質濃度
  • 単位はmol/Lやmmol/Lなど
  • 反応速度が基質濃度に比例(1次関数)する反応を1次反応
  • 反応速度が基質濃度に関係なくほぼ一定(変化なし)となる反応を0次反応
  • 酵素と基質との親和性を表し、Kmが小さいほど親和性が高い(1次反応.基質が効率よく反応)
  • Km、最大反応速度(Vmax)を求めるラインウィーバー・バーク法
  • [S] >> Kmの場合は0次反応(プロット画像より[S] がKmより右側)
  • [S] << Kmの場合は1次反応(プロット画像より[S] がKmより左側)
  • アイソザイムによって異なる
  • 酵素活性測定を可能にするのは0次反応(反応速度が低下しない.最大感度での分析)
  • 酵素活性測定(0次反応)の基質濃度はKmの10倍以上を用いる
  • 終点分析法を可能にするのは1次反応(Kmが小さく親和性が高いため、目的物質が最後まで反応)

  

㊟ミカエリス・メンテン式の語呂合わせは別で紹介します。

 

酵素反応の要点

  • アポ酵素+補酵素=ホ酵素
  • 律速酵素は、関連する反応過程のうち最も反応速度が遅い
  • 影響因子:pH、温度、緩衝液の種類、基質濃度
  • 酵素サイクリング法は高感度測定に有用。

 

㊟阻害(拮抗・非拮抗阻害)や終点分析法の特徴については別でまとめます。

  

国家試験 67回PM32

では実際に国試を解いてみましょう!

 

Michaelis-Mentenの式について正しいのはどれか.ただし、

[S]:基質濃度、v:速度、Vmax:最大反応速度、Km:Michaelis定数とする.

  1. Km値の単位はmg/dLで表す.
  2. 0次反応領域でVmaxがえられる.
  3. Km値とはVmaxの1/3の速度を与える[S]を意味する.
  4. [S] がKm値に対して著しく低いときv=Vmaxに近似する.
  5. 終点分析法で反応時間を早めるにはKm値が大きい酵素を使用する.

 

 

解答

  1. Km値の単位はmg/dLで表す.×mol/L
  2. 0次反応領域でVmaxがえられる.
  3. Km値とはVmaxの1/3の速度を与える[S]を意味する.×1/2
  4. [S] がKm値に対して著しく低いときv=Vmaxに近似する.×:下記で説明
  5. 終点分析法で反応時間を早めるにはKm値が大きい酵素を使用する.×小さい→親和性高い

 

「4.」はミカエリス・メンテン式v=Vmax × [S]/Km + [S]で考える。

[S] がKm値に対して著しく高い場合、Kmはほとんど無いようなものとなる。

つまりKm+[S]≒[S](1+∞≒∞みたいなイメージ)

よって式がv=Vmax × [S]/[S]となり、[S]が約分されv=Vmax

 

答え.

 

おべで(憶えて)、ねまれ

今回のまとめは国家試験で問われる、

必要最低限をまとめているかたちです。

ラインウィーバー・バークのプロットに繋げるなどの場合は

しっかりと理解が必要ですからね~

ちなみに2級臨床検査士でも毎回問われてますね!

ミカエリス・メンテン式の語呂や阻害については

別で説明しますので、お待ちくださいませ!

 

 

今回はミカエリス・メンテン式の要点でした。

まだ今度な~( ´Д`)ノ~バイバイ

 

 

 

出典:第67回臨床検査技師国家試験問題および正答について(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp210416-07a_01.pdf

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