何の混じりっけなしの完璧な赤色。
綺麗な深紅の熱帯魚【ベタ】!
このベタを鑑賞しながら、桜ワインを呑む。
そしてワインの肴に、さやえんどう(*´▽`*)
なんて至福の一時なんでしょう!
細胞壁成分を検出
1.(1→3)β-D-グルカン
- 真菌の細胞壁構成成分
- 深在性真菌症(カンジダ症など)
- 接合菌(ムコール)の細胞壁には存在しない
- クリプトコッカス症は厚い莢膜で上昇しない
- 経時的測定意義は乏しい(偽陽性が多い)
- 偽陽性:抗真菌薬、輸血、透析(セルロース透析膜)、ガーゼ
2.エンドトキシン
- グラム陰性菌の細胞壁構成成分
- リポ多糖(LPS)
- 別名は内毒素
- サイトカイン産生を誘導し、ショック、発熱、アジュバンド活性、DICなどを引き起こす
その他
3.プロカルシトニン(PCT)
- カルシトニンの前駆体(Ca調整ホルモン)
- 通常は甲状腺C細胞産生(血中に出ない)
- 感染症では甲状腺以外でも産生(血中に放出)
- 敗血症の診断に有用
- CRPに比べて早期に上昇(2~3時間)
- CRPに比べて半減期が短い
- 偽陽性:全身性の重症外傷、重症熱傷、急性呼吸促拍症候群
4.プレセプシン
- 細胞表面抗原CD14
- 食細胞が細菌貪食後に残ったCD14を検出
- 細菌感染・敗血症の診断
国家試験 67回PM41
では実際に国試を解いてみましょう!
病原体の構成成分で検査に用いられるのはどれか.2つ選べ.
- プレセプシン
- エンドトキシン
- プロカルシトニン
- アミロイドA蛋白
- (1→3)-β-D-グルカン
解答
- プレセプシン ×:細胞表面抗原
- エンドトキシン ○:細菌の細胞壁
- プロカルシトニン ×:自身のホルモン
- アミロイドA蛋白 ×
- (1→3)-β-D-グルカン ○:真菌の細胞壁
答え.2,5
ゴロみて、ねまれ
微生物学の分野のように感じますが、
エンドトキシンや(1→3)-β-D-グルカン、プロカルシトニンは
血液中に放出されたものを検出するので、検体は血漿・血清を用います。
つまりは検体部門の汎用機を使うんですよね~
だから臨床化学分野でも出題されます!!
ここ辺りの項目が細菌検査室とリンクしてきます。
今回は真菌・細菌の感染症マーカーの語呂合わせでした!
せば、ねねねな~(=_=)
出典:第67回臨床検査技師国家試験問題および正答について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp210416-07a_01.pdf
コメント