今回は語呂合わせではなく、計算問題です!
計算問題、試験で捨ててたりしませんか?
自分は捨ててました(笑)
だって時間をかけて解いて間違うぐらいなら、他の問題解くし!
いろんな単位でてきて、どうすりゃいいか分からんし(泣)
でも、国試の計算問題で使う公式や覚えるべき単位って、
まとめてみると案外少ないんですよ~
しかも問題のパターンもさほど多くない!!高校数学より簡単!!!
得点源にできますよ。
何度も問題を解いて、自然に覚えるのが1番だという結論に至りました。
一緒に計算問題を解いてみましょう。
電解質濃度(mEq/L)
mEq/Lは電解質の濃度を表す。
溶液1Lに溶けている物質の当量数。
Eqはequivalent(イクイバレント)の略。
電解質濃度(mEq/L)=
モル濃度(mmol/L)×電荷数
国家試験問題 第67回AM44
では実際に国試を解いてみましょう!
カルシウムイオン50mg/dLは何mEq/Lか.
ただし、カルシウム原子量は40とする。
- 0.25
- 1.25
- 2.50
- 12.5
- 25.0
解答
「mEq/L =mmol/L × 電荷数」の式に当てはめていく。
カルシウムはCa2+だから価数は2。
50mg/dL を mmol/L に変換する。
まずはdL(㌥㍑)をL(㍑)に。(d㌥=10-1)
50mg/dL=50×10mg/L
次にg(㌘)をmol(モル)へ変換する。
500mg/L=500÷40mmol/L=12.5mmol/L
よってmEq/L=
1.25mmol/L ×2(電荷数)=25.0
答え.5
かじょして(数えて)、ねまれ
mol(モル)とg(㌘)の相互変換は大前提として、
今回の公式ではmmol/Lのm(ミリ)《10-3》に
気を付けましょう!大体のモル濃度はmol/Lですからね。
しつこいようですが、何度も解いて解き方のパターンを
覚えちゃいましょう。
今回は電解質濃度の計算問題でした。
へばまんずな!(^_^)/~
出典:第67回臨床検査技師国家試験問題および正答について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp210416-07a_01.pdf
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