「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」
続いて、第2章の「絶対主義と啓蒙主義の時代」
第1章のルネサンスからバロック・ロココ、
新古典主義へと移り変わります。
ルーベンス
《聖家族と聖フランチェスコ、聖アンナ、幼い洗礼者ヨハネ》
ペーテル・パウル・ルーベンス
- 代表作《マリー・ド・メディシスのマルセイユ上陸》
- 「フランダースの犬」主人公ネロの憧れ
- バロック最大の巨匠
- ルネサンスの影響(ラファエロ絵画に着想)
- 物語性はない
カラヴァッジョ
《音楽家たち》カラヴァッジョ
- 代表作《聖母の死》《聖マタイの召命》
- トラブルメーカー(何度も逮捕・投獄)
- 明暗のコントラストが強い
- リュートの人物:同性愛を示唆
- ブドウとキューピッド:愛と音楽の寓意
- 右から2番目:カラヴァッジョの自画像
ラ・トゥール
《女占い師》ジョルジュ・ド・ラ・トゥール
- 代表作《キリスト生誕図》《ヨブ》
- ろうそくの光による夜の作品が得意
- カラヴァッジョ作《女占い師》の影響
- 同種に《いかさま師》
プッサン
《足の不自由な男を癒す聖ペテロと聖ヨハネ》
ニコラ・プッサン
- 代表作《アルティガの牧人》
- 緊密な建築的構成
- ラファエロ《アテネの学堂》の影響
フェルメール
別枠でご紹介させていただきます!
レンブラント
《フローラ》レンブラント・ファン・レイン
- 代表作《夜警》《トゥルプ博士の解剖学講義》
- 斬新な集団肖像画
- レンブラント・ライト(鮮やかな明暗対比)
- 袖フリルの重厚さと荒々しさ
- 晩年は暗く、荒々しいタッチ(時代は明るく優雅な絵が流行)
ヴァトー
《メズダン》アントワーヌ・ヴァトー
- 代表作《シテール島の巡礼》
- ロココ画家
- 雅宴画(フェート・ギャラント)
- 希少な単身像
- 背を向けた女性の石像:報われない
- ギター:思い人への音楽・恋
ブーシェ
《ヴィーナスの化粧》フランソワ・ブーシェ
- 代表作《ヴィーナスの勝利》《浴後のディアナ》
- ロココ期
- 甘美な女神画、上流階級の肖像、風俗画
- ヴィーナスの象徴:キューピッド、ハト、水差し、貝殻
ヴィレール
《マリー・ジョセフィーヌ・シャルロット・デュ・ヴァル・ドーニュ》
マリー・ドニーズ・ヴィレール
- 女性画家
- 以前ダヴィッドの絵だと思われていた
- 逆光
- 割れた窓:光の取り込み?外気の吹込み(孤独感)?
- 窓越しの男女との対比:外にふたり(温)⇔内に独り(冷)
もんぞみたいな日記
今回は国立新美術館 企画展
「メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年」
第2章「絶対主義と啓蒙主義の時代」のまとめでした。
次回は第3章!
へばな~(^.^)/~~~
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