前歯2本が出てるのはいますが、4本なのは珍しい!
存在感のある4本の柱。立派です。
そりゃあイングランドでは、大事にされるはずです。
DPP-4
ジぺプチジルペプチダーゼ4。
インクレチンの不活化を行う酵素。
細胞膜上をはじめ可溶性蛋白質として、血液中に存在。
糖尿病治療薬としてDPP-4阻害薬が用いられる。
DPP-4阻害薬 はインクレチンの分解を防ぎ、インスリンの分泌を調整し
血糖値を下げる薬として利用されている。
他の糖尿病治療薬として、GLP-1受容体作動薬は
DPP-4に分解されにくいインクレチン類似物質を投与し、
GLP-1受容体作用を促進させている。
国家試験問題 第67回AM34
では前回と同じ国試問題を解いてみましょう!
糖代謝について正しいのはどれか.2つ選べ.
- ソマトスタチンはインスリン分泌を促進する.
- インスリン抵抗性はインスリン分泌が低下した状態である.
- C-ペプチドとインスリンは1:2の分子数比で放出される.
- 糖新生系はピルビン酸からグルコースを新生する代謝系である.
- ジぺプチジルペプチダーゼ4〈DPP-4〉はインクレチンを分解する.
解答
- ソマトスタチンはインスリン分泌を促進する. ×:抑制する
- インスリン抵抗性はインスリン分泌が低下した状態である. ×:インスリン感受性
- C-ペプチドとインスリンは1:2の分子数比で放出される. ×:1:1
- 糖新生系はピルビン酸からグルコースを新生する代謝系である. ○
- ジぺプチジルペプチダーゼ4〈DPP-4〉はインクレチンを分解する. ○
答え.4,5
ゴロみて、ねまれ
前回の語呂と合わせて覚えていただけると、
インクレチン、DPP-4の関連付けがしやすいと思います!
糖代謝は様々な物質が関係し合って複雑ですよね(汗)
少しづつ自分の知識を固めていきましょう!
それではまた明日。せばな~(^.^)/~~~
出典:第67回臨床検査技師国家試験問題および正答について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp210416-07a_01.pdf
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