カンカン照りの中、散骨です。
天気が良くないと船出ませんからね~
カンカン照りということは、
やっぱり太陽が頭上にある、正午の真っ昼間!
めちゃくちゃ暑いです。
礼服だと厳しいですね~
ちなみに散骨って、日本だと結構手続きが面倒見たいですね汗)
ALP(アルカリフォスファターゼ)
全組織に分布する酵素だが、特に腎臓、小腸、骨、胎盤、肝臓などに
多く分布している。
骨疾患や肝・胆道系疾患などで上昇。
- 加水分解酵素(+転移酵素)
- 2量体
- 活性中心にZn2+
- Mg2+が賦活剤(活性化)
- JSCC勧告法:4-ニトロフェニルリン酸(4-NPP)を基質
- JSCC勧告法:エチルアミノエタノール(EAE)緩衝液は空気中の二酸化炭素による影響を受けやすく、pH低下。
- 抗凝固剤(EDTA、クエン酸、シュウ酸、NaF)の採血管は、Zn2+やMg2+をキレートしALP活性が低下する。
アイソザイムの要点
1.ALP1:高分子肝型
増加:閉塞性黄疸、転移性肝癌、胆道系疾患
2.ALP2:肝型
健常成人で主となるアイソザイム。
ノイラミニダーゼ感受性が大きい(電気泳動でALP2とALP3を明確に分ける)。
増加:肝硬変、肝炎、肝癌、薬物中毒性肝炎
3.ALP3:骨型
小児で主となるアイソザイム(骨形成)。
増加:悪性腫瘍(前立腺や乳癌など)の骨転移、副甲状腺機能亢進症、骨折の修復
4.ALP4: 胎盤型
妊娠後期に約2倍に上昇。
耐熱性がある。
フェニルアラニンによって強く阻害される。
増加:妊娠後期
5.ALP5: 小腸型
血液型B型・O型の分泌型は食後上昇する。
フェニルアラニンによって強く阻害される。
増加:肝硬変、腎不全、糖尿病
6.ALP6: 免疫グロブリン結合型
増加:潰瘍性大腸炎
国家試験 67回PM35
では実際に国試を解いてみましょう!
上昇するアイソザイムと疾患の組合せで正しいのはどれか.
- ALP1 ー 閉塞性黄疸
- ALP2 ー 悪性腫瘍の骨転移
- ALP3 ー 肝硬変
- ALP4 ー 腎不全
- ALP5 ー 潰瘍性大腸炎
解答
- ALP1 ー 閉塞性黄疸 ○
- ALP2 ー 悪性腫瘍の骨転移 ×:悪性腫瘍の骨転移はALP3
- ALP3 ー 肝硬変 ×:肝硬変はALP2かALP5
- ALP4 ー 腎不全 ×:腎不全はALP5
- ALP5 ー 潰瘍性大腸炎 ×:潰瘍性大腸炎はALP6
答え.1
ゴロみて、ねまれ
ALPは最近、JSCC勧告法からIFCC勧告法に切り替わったばかりなので、
時事的問題として出題されるかもです!
IFCC勧告法の要点としては、
- 健常者の偽陽性率が減少(特に小腸型)。
- JSCCに比べ測定値が1/3。
細かい試薬の組成や測定法の反応過程は
2級臨床検査士では問われるかもですが、それは別の機会に!
今回はALPアイソザイムの語呂合わせでした。
まんず、ねねねな~( ´Д`)ノ~バイバイ
出典:第67回臨床検査技師国家試験問題および正答について(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp210416-07a_01.pdf
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