共役酵素の語呂(用いない)

共役酵素の語呂 第67回PM

昨日の登山で筋肉痛なのに!

今日はアルプス登山なんですか!?

乳酸すごい溜まっているのに(´;ω;`)

スケジュール的に今日しかないなんて...

仕方ない我慢して登るしかありません。

やむを得ませんね。

連日登山なんて、百名山一筆書きの人ですかね~

 

共役酵素

目的の酵素反応を直接測定できず、測定のできる反応まで

2つ以上の化学反応を用いて導くときに

仲介する酵素を共役酵素という。

 

  1. エンドポイント法で化学平衡を考慮しなくてよい(不可逆反応)
  2. 特異性が高い(複数の酵素による多段階特異的な反応)
  3. 干渉反応を受けやすい(複数の化学反応)

  

JSCC勧告法(日本臨床化学会)

1.共役酵素を用いない

  • LD:吸光度の増加(340nm) 【紫外部測定】
  • γ-GT:吸光度の増加(410nm) 〖可視部測定〗
  • ALP:吸光度の増加(405nm) 〖可視部測定〗

 

また、LD、γ-GT、ALPは試薬中に酵素を使用しない

γ-GT(410nm)、ALP(405nm)は合成基質を使用する。(中途半端な吸光度)

 

2.共役酵素を用いる

  • CK:吸光度の増加(340nm) 【紫外部測定】
  • AST:吸光度の減少(340nm) 【紫外部測定】
  • ALT:吸光度の減少(340nm) 【紫外部測定】

国家試験 67回PM36

では実際に国試を解いてみましょう!

 

日本臨床化学会〈JSCC〉勧告法で共役酵素を用いないのはどれか.

  1. AST
  2. AMY
  3. CK
  4. ChE
  5. γ-GT

 

 

解答

  1. AST ×
  2. AMY ×
  3. CK ×
  4. ChE ×
  5. γ-GT 

答え.5

 

ゴロみて、ねまれ

国試では共役酵素の他に、試薬中に酵素を含むもの、

合成基質を用いるもの、吸光度の増減、340nmの測定項目など、

ややこしいものが結構あります。

1つずつ覚えていくのは大変ですよね~

おすすめの優先順位は

  1. 吸光度の減少項目
  2. 共役酵素
  3. 合成基質、可視部測定
  4. 340nmの測定項目

、といったところです。

吸光度減少の語呂はまたの機会に挙げます!

 

今回は共役酵素を必要としない項目の語呂合わせでした。

せば、まだ頑張ろな~!(^^)!

 

 

 

出典:第67回臨床検査技師国家試験問題および正答について(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/topics/dl/tp210416-07a_01.pdf

コメント

タイトルとURLをコピーしました