秋田朝日放送開局30周年記念特別展
川瀬 巴水(かわせ はすい) 旅と郷愁の風景
行ってきました!
いや~、癒されました(#^^#)
アップルのスティーブ・ジョブズがコレクションしていたとは!!
アップルの美的感覚のエッセンスは巴水なのかもしれませんね。
ここでは自分がいいな~、と思ったものを独断と偏見で紹介します。
川瀬 巴水(かわせ はすい)
- 大正・昭和の浮世絵師、版画家
- 新版画(浮世絵の近代化)を確立
- 日本各地を旅行し、写生
- 旅情詩人、昭和の広重と呼ばれた
陸奥三嶌川
- 月夜の湧き水と海と空
- 物静かな様子だからこそ波や波紋の音が聞こえてきそう
春のあたご山
- 桜吹雪と積もった花びらに夢中になる子供たちが微笑ましい
- 春桜が散り、若葉(子供)へ
金澤下本多町
- 夏の暑さを感じるけれど、どこか静やか
- 摺り跡を残した土塀や地面の質感
出雲松江 三作品
- 空の表現を変えるだけで、全く異なる印象
秋田を描いた作品
- 定番スポットではなく、静けさを切り取る感性を感じた
芝増上寺
- 最も売れた作品
- 白雪と朱色門のコントラストが印象的
日本橋(夜明)
- 朝日に照らされるピンクの雲
- 一日が始まる≒五街道の起点
平泉中尊寺金色堂
- 胃癌と闘いながら描いた(右)
- 修行僧が諸国を巡った巴水自身と重なる
- 冬が命の終わりを連想させ、冥土への旅立ちのように感じる
- 厳寒な風景の先に金色堂(≒極楽浄土)が待っているようにも思える
もんぞみたいな日記
今回は秋田朝日放送開局30周年記念特別展
川瀬 巴水(かわせ はすい) 旅と郷愁の風景
の作品紹介でした。
自分は巴水作品は全体を通して、
夜や影の表現と雪の表現が素敵だな~
と感じました!!
どの作品もどこか静けさが感じられました
館内カフェの抹茶と生&焼きもろこし、
うんめがったな~
ギャラリーショップには、定番の絵葉書やクリアしおり、
図録から風呂敷、本物の巴水新版画までありましたよ~
ではでは、まんずまだな~(^^)/~~~
2022年4月16日~7月3日
秋田県立美術館
午前10時~午後6時
前期:4月16日~5月24日
後期:5月26日~7月3日
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